夜中に赤ちゃんの体が熱い…「病院に行くべき?」「今すぐ冷やした方がいい?」
初めての発熱だと、パパもママもパニックになりますよね。実際、私も娘が初めて熱を出した時は不安で一晩中見守っていました。
でも安心してください。正しい知識があれば、発熱は怖くありません。
この記事では、こども病院で8年間勤務した小児看護師の妻に教えてもらった「発熱時の正しい対処法」を、パパ目線でわかりやすく解説します。
赤ちゃんの「発熱」とは?
赤ちゃんの発熱は、基本的に38度を超えたら発熱とみなします。ただし、平熱が高い子もいるので、普段から平熱を把握しておくことが大切です。
発熱時に”絶対”確認すべき5つのサイン
①ぐったりしている
いつもより元気がない、反応が鈍い、目の焦点が合わないなど。 → すぐにクリニックまたは夜間救急へ
②いつもと様子が違う
「なんかいつもと違う」という親の直感は意外と当たります。 → すぐにクリニックまたは夜間救急へ
③水分や食事が取れない
喉が痛くて水分が取れない、食事が全く取れない状態。ただし、一晩くらいなら様子を見てもOKです。 → 翌朝クリニックへ
④けいれんしている
けいれん(痙攣)は命に関わる可能性があります。 → 迷わずすぐに救急車を呼んでください
⑤呼吸が明らかに苦しそう
呼吸が荒い、苦しそうにしている場合も要注意。 → すぐにクリニックまたは夜間救急へ
家庭でできる対処法
①冷やす場所は「脇・首・足の付け根」
大きい血管があるところを冷やすと、効率よく体温を下げられます。おでこを冷やすのは気持ちいいからOKですが、医学的には効果は薄いです。
②冷やすタイミングに注意
手先・足先が冷たい時:まだ熱が上がる段階 → 保温する 手先・足先が温かい時:熱が上がりきった状態 → 薄着にして冷やす
これが一番効率よく熱を下げる方法です。
③服装は基本「薄着」
熱を放出させるため、基本的に薄着にしましょう。厚着させすぎると熱がこもります。
④水分補給は「糖分入り」がベター
お茶や水よりも、ジュースやアクアライトの方が体への吸収が良くなります。
⑤食事は無理に食べさせなくてOK
水分さえしっかり取れていれば大丈夫。ゼリー、プリン、うどんなど、喉越しのいいものだけでOKです。
解熱剤はいつ使う?
39度以上が目安ですが、39度でも元気なら使わなくてOKです。逆に、ぐったりしている時は使ってあげると楽になります。
解熱剤は「解熱鎮痛剤」なので、喉が痛くて食べられない時も、痛みを和らげる効果があります。
絶対に守るべきこと: 体重によって薬の量は大きく変わります。昔使ってて余ってる薬を使うのはNG。必ず今の体重に見合った薬を使ってください。
病院に行くべきタイミング
すぐに救急車:
- けいれん(痙攣)している
- 明らかに呼吸が苦しそう
- 意識がない・反応が鈍い
すぐにクリニックまたは夜間救急:
- ぐったりしている
- いつもと様子が明らかに違う
- 水分が全く取れない
翌朝クリニックへ:
- 一晩水分が取れなかった
- 熱が3日以上続いている
迷ったら#8000: 夜間でも病院に行くか迷っている時は、迷わず#8000(子ども医療電話相談)にかけてください。ただし、けいれんしている時は#8000ではなく、すぐに救急車です。
発熱と同時に鼻水・咳が出た時の判断基準はこちらで紹介しています。

よくある質問
Q1. 熱が下がらないんですが大丈夫ですか? 熱が3日以上続く場合は、クリニックを受診してください。
Q2. お風呂に入れても大丈夫ですか? 元気があれば入れてOKです。ぐったりしている時は無理に入れなくてOK。
Q3. 保育園はいつから行ける? 24時間熱が下がっていて、元気があればOKです。保育園によってルールが違うので確認してください。
パパの体験談:娘が初めて発熱した時
娘が初めて発熱した時、夜中に38.5度の熱が出て、「これ大丈夫なのか?」って不安で一晩中見守っていました。
でも、妻(小児看護師)は冷静で、「手先足先が冷たいから、まだ熱が上がる。今は保温してあげて」とアドバイスをくれました。
実際、手先が温かくなってから薄着にして冷やすと、徐々に熱が下がっていきました。
「知識があれば、熱は怖くない」
妻の言葉通り、正しい知識があれば、冷静に対処できます。
発熱時も夜中に起きることがありました。夜の対応を楽にしたルーティンはこちらで紹介しています。

まとめ
発熱時に確認すべき5つのサイン:ぐったりしている、いつもと様子が違う、水分が取れない、けいれん、呼吸が苦しそう。
家庭でできる対処法:手先足先が冷たい時は保温、温かくなったら薄着にして冷やす。水分補給は糖分入りがベター。
解熱剤:39度以上が目安だけど、元気なら使わなくてOK。体重に見合った薬を使う。
迷ったら#8000に電話、けいれんならすぐ救急車。
大人(自分)の時どうする?って考えれば、意外と怖くない。
言葉で伝えられないからこそ、様子をちゃんと見てあげてください。
そして何より、熱で辛い時、子どもにとってパパとママが側にいてくれることが一番の安心です。正しい知識を持って、落ち着いて寄り添ってあげましょう。
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