「保育園見学って、何を確認すればいいんだろう…」
見学の予約は取ったものの、当日どこを見ればいいのかわからない。そんなパパ・ママは多いのではないでしょうか。私もそうでした。
この記事では、2歳児パパの私と小児看護師の妻が3園を見学して、保育園を決めたときのチェックリストを紹介します。内容は、見学前に決めた7項目、妻が医療者の視点で重視した3つのポイント、見学で聞いたことです。入園から1年経った今の答え合わせまで、体験ベースで正直にまとめました。
保育園見学の時期と回った園数
我が家が保育園探しを始めたのは、入園前年の夏前でした。申し込みが秋から冬にかけての時期だったので、少し早めに動き出した形です。情報収集だけなら春頃からしていました。
結果的にこのスケジュールで間に合いましたが、見学の予約は園によって埋まり方が違います。行きたい園が決まっているなら、早めに電話だけでもしておくと安心です。
見学したのは3園です。候補の絞り方は、幼稚園、こども園、保育園の順で考えていました。教育的な面を重視していたからです。ただ、幼稚園はお迎えの時間がどうしても合わず、候補から外しました。残ったこども園・保育園の中から、園庭があるところを第一条件に、家からの立地で3園まで絞った流れです。
見学前に決めていた保育園チェックリスト7項目
見学に行く前に、夫婦で「何を確認するか」を決めておきました。当日は説明を聞くだけで時間が過ぎてしまうので、確認項目を先に持っておくのが大事だと感じています。我が家のチェックリストは次の7項目でした。
- 立地(送迎の動線に無理がないか)
- 園庭の有無
- 給食を園内で作っているか
- 預かってくれる時間
- 保育方針
- 施設の清潔さ
- 保育士さんの雰囲気
それぞれ、実際に見てどうだったかを補足します。
立地は、家から駅までの通勤途中にあるかを最優先にしました。送迎は毎日のことなので、ここに無理があると確実に生活が苦しくなります。我が家はママの出勤が早かったため、パパが送り、ママがお迎えという分担を先に決めて、その動線に合う園を探しました。
園庭は、絶対にあった方がいいと考えて探しました。園庭がない園の場合は、代わりにどんな工夫がされているかを確認するつもりでいました。給食は、内容そのものより「園で作っているか」を気にしていました。出来立てをその場で食べられるのは大きいと思ったからです。
保育方針は正直あまりこだわりがなく、のびのびさせてくれるところなら十分でした。施設の清潔さは、キレイに越したことはないという程度の確認です。保育士さんの雰囲気については、見学だけではわからないというのが本音です。それでも、見学対応してくれた先生の雰囲気は判断材料として見ていました。
小児看護師の妻が重視した見学チェックポイント3つ
ここからが、我が家の見学で一番特徴的だった部分だと思います。妻が小児看護師で、保育園での勤務経験もあったため、一般的なチェックリストにはあまり載っていない視点で園を見ていました。
トイレの男女分けと清潔さ
トイレはしっかり見ました。確認したのは、男女がきちんと分かれているかです。子どもとはいえ、羞恥心はしっかり持ってほしいと考えていたからです。実際に見学してみると、トイレが男女一緒の園は意外と多く、そこはすごく気になりました。
妻からも「トイレは本当に大事。羞恥心が芽生え始める時期だから、ちゃんとしないといけない」と言われていました。見学の案内では素通りされがちな場所なので、意識して見ておくことをおすすめします。
体調不良時の対応体制と隔離できる空間
ここは妻が保育園で働いていた経験もあって、我が家では最重要のチェックポイントでした。確認したのは、医療従事者が常駐しているか、いない場合は相談できる医療従事者がいるかです。あわせて、体調不良の子を隔離できる空間があるかも見ました。
なぜここまで重視するのか。妻から聞いた話です。感染症対策の視点で見ると、熱がある子と健康な子が同じ空間にいる状態は感染拡大のリスクが高くなります。感染は主に飛沫と接触で広がります。接触感染の流れはこうです。感染している子が鼻水を拭いた手でおもちゃに触れ、そこを健康な子が触り、その手が口や目に入ってしまう。だからこそ、体調が悪い子の空間を分けられるかがすごく大事なんです。
保育園でもらいやすい鼻水・咳の対処法は、こちらで紹介しています。

もう一つは初期対応の質です。何に感染しているかわからない状況もあります。親を呼ぶべきか、園で様子を見られるのか。この判断ができる人がいると安心です。ベストは、初期対応ができる看護師や保健師が常駐していて、保健室という隔離空間があること。それが難しいなら、相談できる医療従事者がいて、隔離できる空間がある園が次善です。
保育園から発熱で呼び出されたときの対応は、こちらで詳しく紹介しています。

教室の分かれ方とクラスの人数
もう一つ確認したのが、クラスにお友達がちゃんといて、年齢ごとに教室が分かれているかです。我が家は小規模園ではなく、クラス分けのある園を重視しました。
妻は「持論だけど、1部屋に1歳から5歳までが雑多にいる環境って、子どもにとってどうなんだろうと思う。ちゃんと教室があって、先生がいてという環境が大事だと考えてる」と言っていました。小規模園を否定する意図ではなく、我が家の判断軸としてこう考えた、という話です。見学では教室の分かれ方と、同年齢の子がどのくらいいるかを見ていました。
保育園見学で聞くことリスト
見学時間は限られているので、案内を聞くだけで終わらないよう、質問することも決めておきました。実際に我が家が聞いたのは次の内容です。
- 給食は園内で調理しているか
- 何時から何時まで預かってもらえるか
- 子どもが発熱したとき、どういう流れで連絡が来るか
- 体調が悪くなった子は、どこで過ごすのか(隔離空間の有無)
- 看護師など、医療面で相談できる人はいるか
特に体調不良まわりの内容は、パンフレットやホームページに載っていないことが多いです。見学で直接聞かないとわかりませんでした。答えに詰まる園と、体制を即答できる園の差もはっきり出るので、園の姿勢を見る意味でも聞く価値があると感じています。
3園を比較して決めた理由と、入園1年後の答え合わせ
最終的に今の園(こども園)に決めた理由は4つでした。1番は、家と駅の通勤途中にあるという立地です。毎日の送迎を考えると、ここが一番効きました。2つ目は園庭があること。子どもがのびのび遊べる環境は、やはり大きかったです。3つ目は見学対応してくれた先生の雰囲気がよかったこと。そして4つ目が、トイレがちゃんと男女で分かれていたことでした。
入園直後の慣らし保育は大泣きの連続で大変でした。それでも1年経った今は、家ではできない経験をたくさんさせてもらえています。この園にしてよかったです。こども園は教育と保育の両方を掲げているので、それが今後の成長にどうつながるかも楽しみです。
実際の慣らし保育6日間の記録は、こちらで紹介しています。

一方で、後悔が一つだけあります。保健室があって医療従事者が常駐している園の方が、何かあったときに対応してもらえたのでは、という点です。今のところ問題は起きていませんが、妻が小児看護師だからこそ、ここだけは今でも引っかかっています。これから見学するなら、体調不良時の体制は妥協せず確認してほしいポイントです。
まとめ|保育園見学は「確認項目を決めてから」行く
保育園は、子どもが平日の大半を過ごす場所です。5歳までは人格形成のうえで一番大事な時期だからこそ、こだわりや譲れないポイントをブラさずに選んであげてほしいと思います。
我が家の結論としては、見学は「なんとなく雰囲気を見る」のではなく、確認項目を決めてから行くことに尽きます。基本は7項目のチェックリストです。加えてトイレの男女分け、体調不良時の対応体制と隔離空間、教室の分かれ方の3つを見てください。ここはパンフレットではわからない差が出る部分でした。
時期の目安としては、申し込みが秋から冬なので、夏前から見学を始めると余裕を持って比較できます。情報収集は春頃からで十分間に合いました。このチェックリストが、これから見学に行くパパ・ママの参考になれば嬉しいです。
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