2人目の赤ちゃん、リビングのどこに寝かせていますか。上の子が元気に走り回る家では、床に寝かせること自体が危ないと感じる場面が出てきます。
我が家は2歳の上の子と新生児の、いわゆる2歳差育児の真っ最中です。まさにこの「床に置けない」問題にぶつかり、悩んだ末に選んだのがカトージのスイングハイローラック ピッコロでした。ハイローチェアやベビーラックとも呼ばれる、高さ調節とスイング機能つきの簡易ベッドです。
使い始めて約2ヶ月になります。結論から言うと、買ってよかったです。ただし、赤ちゃんとの相性や我が家ならではの困りごともありました。
この記事では、購入の決め手になった出来事と、2ヶ月使って感じた正直なデメリットをお伝えします。同じように2人目の寝かせ場所で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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ピッコロを買った理由|2歳差育児の「床に置けない」問題
当初の予定はベッドインベッドの再利用
もともとハイローラックを買う予定はありませんでした。上の子のときに使っていたベッドインベッドが残っていたので、下の子もそれで過ごしてもらうつもりだったんです。
1人目のときは、それで何の問題もありませんでした。リビングの床にベッドインベッドを置いて、親が近くで見ている。走り回る子どもがいない家なら、これで十分に安全です。
でも2人目は、前提がまるで違いました。家の中には、全力で走り回る2歳児がいます。
マットを敷いていても、上の子は走ってくる
我が家はリビングの床の大部分に、やわらかいマットを敷いています。転んでも痛くないように、という上の子のための対策です。
ある日、保湿ケアのために下の子を床に寝かせていました。すると、遊んでいた上の子が勢いよく走ってきて、あやうく下の子を踏みそうになったんです。蹴ってしまいそうになったことも含めると、ヒヤッとした場面は一度や二度ではありませんでした。
2歳児に「赤ちゃんがいるから走らないで」は通じません。走るなと言っても走るのが2歳児です。マットがあっても、踏まれたら意味がない。床に置くこと自体を見直す必要がありました。
たどり着いた結論は「高さで守る」
上の子の行動は変えられない。なら、下の子を床より高い位置に置けばいい。そう考えて、ハイローラックの購入を決めました。
ベビーベッドをリビングに置く選択肢もありましたが、圧迫感が気になります。その点ピッコロは横幅49.5cmのミニサイズで、リビングダイニングの隅に置いても邪魔になりません。
高さがあるだけで、走ってきた2歳児の足が届かなくなります。たったそれだけのことで、日中の安心感がまったく違いました。2人目の出産準備で買い足したものは、実はこのピッコロを含めてわずかでした。全体像はこちらの記事にまとめています。

ピッコロの正直なデメリット|2ヶ月使って感じたこと
買ってよかったのは間違いありません。ただ、実際に使ってみて分かった弱点もあります。購入を検討している方のために、先に正直なところをお伝えします。
赤ちゃんの機嫌によっては乗せると怒られる
我が家の下の子は、どうやらハイローラックがあまりお好きではないようです。機嫌がいいときは問題なく過ごしてくれます。でも機嫌がよくないときにゴロンと乗せると、はっきり怒られます。
これは商品の欠陥ではなく、赤ちゃん側の好みの問題です。口コミを見ると、ゆらゆら揺らすとすぐ寝てくれるという声も多くあります。つまり、乗せてみないと分からない相性のばらつきがある、ということです。
「これさえあれば必ず寝てくれる」という魔法の道具ではありません。その期待で買うと、がっかりする可能性があります。我が家では寝かしつけの道具ではなく、安全な居場所として割り切って使っています。
ロボット掃除機が毎回挟まる
これは完全に想定外でした。我が家ではルンバに毎日の掃除を任せているのですが、ピッコロの脚まわりに毎回挟まって動けなくなります。
脚の形状とキャスターの高さが、ちょうどルンバの入り込みやすい絶妙な隙間を作っているようです。対策として、ルンバを動かす時間帯だけピッコロを寝室に移動させています。キャスター付きで軽いので移動自体は簡単ですが、毎日のひと手間ではあります。
ロボット掃除機を使っている家庭は、この点を頭に入れておいてください。ちなみに、子育て家庭にルンバを導入した経緯と感想はこちらに書いています。

高さ調節パーツの無償交換告知は購入前に確認
もう1つ、商品そのものに関わる大事な情報があります。ピッコロは一部の製品で、座面の高さ調節に使うプラスチックパーツに割れが発生する可能性があります。該当製品については、メーカーが無償交換を実施しています。
我が家の個体は2021年製造分で、確認したところ交換の対象外でした。ただ、中古で譲り受けた場合や、家に古い個体がある場合は対象かもしれません。購入前や使用前に、カトージの公式サイトで対象製品かどうかを必ず確認してください。
赤ちゃんを乗せる道具なので、ここは面倒がらずにチェックすべきポイントです。
2ヶ月使って感じたピッコロの活躍シーン
上の子が家にいる時間帯の「定位置」
我が家での使い方はシンプルです。上の子が家にいて動き回る時間帯、具体的には朝の7時から9時と、夕方16時から21時ごろまで。この時間は下の子にピッコロで過ごしてもらっています。
上の子が保育園に行っている日中は、床のベッドインベッドでも問題ありません。危険なのは、2歳児が家の中を全力で動き回る朝と夕方から夜です。その時間帯だけ高さで守る、という運用に落ち着きました。
料理中や上の子の相手をしている間も、下の子が踏まれる心配をしなくていい。この精神的な余裕は、金額以上の価値がありました。
ちなみに夜は、寝室のベビーベッドで寝てもらっています。昼はピッコロ、夜はベビーベッドという使い分けです。1人目では使わなかったベビーベッドが2人目で主役になった話は、こちらにまとめました。

キャスター移動で置き場所を柔軟に変えられる
置き場所は基本的にリビングダイニングです。ルンバが掃除する時間だけ、寝室に移動させています。
本体重量は8.2kgですが、キャスターが付いているので押して動かすだけです。赤ちゃんを乗せたままでも、部屋の中の移動なら問題ありません。キャスターは前後にしか動かないため、向きを変えるときは片側を少し持ち上げる必要があります。慣れれば気にならない程度の手間です。
家事の動線に合わせて赤ちゃんの居場所を動かせるのは、床置きにはない利点でした。
ピッコロのスペックと購入時の価格
最後に、基本情報を整理しておきます。カトージのスイングハイローラック ピッコロは、手動スイングタイプのハイローラックです。
対象は新生児から体重18kg、4歳ごろまで。ラックとして寝かせられるのは、おすわり前の生後7ヶ月ごろまでで、その後はチェアとして使えます。横幅49.5cmのミニサイズ、座面の高さとリクライニングはそれぞれ5段階調節です。ベルトはマグネットバックルで、装着の手間が少ないのも地味に助かっています。
我が家はドットグレーをAmazonで購入し、価格は税込16,716円でした。時期や店舗によって価格は変動するので、購入前に各ショップで確認してください。
上の子が走り回る時期は、振り返れば一瞬です。ただ、その一瞬の間の新生児の安全を1万円台で買えるなら、我が家には十分すぎる投資でした。
まとめ|ピッコロが向く家庭・向かない家庭
2ヶ月使った経験から、向き不向きを整理します。
ピッコロが向くのは、上の子が走り回る年齢で2人目を迎える家庭です。床に寝かせる前提が崩れている家では、高さで守れる道具の優先度が一気に上がります。リビングに大きなベビーベッドを置きたくない家庭にも、横幅49.5cmのサイズ感は合うはずです。
一方で、1人目の育児ならおそらく必須ではありません。我が家も1人目はベッドインベッドで足りていました。また、電動スイングで寝かしつけまで任せたい方には、手動のピッコロは物足りない可能性があります。
判断の軸は、赤ちゃんを床に置ける家かどうか。ここに不安があるなら、検討する価値は十分にあります。
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