「トレーニングパンツは意味ない」。トイトレについて調べていると、この言葉によく出会います。
正直に言うと、我が家も半分は同意です。紙のトレパンマンは、2歳の娘にはほとんど効きませんでした。SNSで見かけた布パンツの重ね履きも、試した結果やめています。
それでも今、娘は布の4層トレパンで少しずつ前に進んでいます。朝起きて「ちーちーいくの」と自分からトイレに向かい、成功する日も出てきました。
意味があるかないかは、トレパンという商品全体で決まるのではなく、どのタイプを選ぶかで分かれる。これが我が家の実感です。
この記事では、効かなかったもの、やめたもの、進んだものを順番にお話しします。切り替えのタイミングについて保育園の先生に教わった話も、あわせてまとめました。
トレーニングパンツが「意味ない」と言われる理由と我が家の実感
「意味ない」と言われる理由を調べると、大きく2つに分かれます。吸収力の高いタイプだと濡れた感覚が伝わらないこと。そして重ね履きなどの工夫が、子どもの負担になりやすいことです。
我が家はこの2つを、どちらも実際に体験しました。
まず紙のトレパンマンです。オムツからの移行がゆるやかで、親としては使いやすそうに見えました。ただ娘の場合、おしっこをしても結局吸ってしまうので、不快感はほとんどなかったようです。濡れたことを教えてくれる場面は増えず、我が家では効果を感じられませんでした。
次に、SNSで見かけた重ね履きです。布パンツを履かせて、その上から漏れ対策に紙パンツを重ねる方法でした。濡れた感覚は布で伝わり、床は汚れない。投稿を見たときは正直、いいじゃんと思いました。ただ実際に履かせてみると、かなりのゴワゴワ具合です。娘は比較的肌が弱いタイプなので、股まわりの蒸れも心配でした。動きにくそうな姿がかわいそうになり、我が家は早々に撤退しています。
小児科看護師の妻に聞くと、肌が弱い子は蒸れがかぶれにつながりやすいとのこと。トイトレの進み具合だけでなく、肌の状態もあわせて見てあげると安心です。

つまり「意味ない」という声は、間違いではありません。ただしそれは、不快感が伝わらない商品や、子どもに負担の大きいやり方を選んだ場合の話です。
布の4層トレパンに変えて起きた変化
我が家が最終的に選んだのは、ナカタのアンパンマン柄の4層トレーニングパンツです。2枚組を2セット、合計4枚で2,000円ほどでした。ピンクと青のアンパンマンが描かれたデザインで、売り場で選んだのは娘本人です。
この「自分で選んだ」が、想像以上に効きました。トレパンは紙オムツと違って、かわいいデザインがたくさんあります。娘は保育園から帰ると、毎日ルンルンで履き替えてくれます。トイトレの入り口として、まず履くこと自体を楽しんでくれたのは大きな収穫でした。
肝心の「濡れた感覚」も、4層の布タイプならしっかり伝わります。最初は、おしっこが出てパンツが気持ち悪くなってから教えてくれる形でした。それでも紙のトレパンマンでは起きなかった反応です。事後報告でも、濡れると気持ち悪いという学習は着実に進んでいる様子でした。
そして最近は、変化がもう一段進みました。朝起きて「ちーちーいくの」と自分から言い、トイレでたくさん成功する日が出てきています。トイレに行くと本人が言ったときに連れて行く方式ですが、成功率は目に見えて上がってきました。
切り替えたきっかけは保育園の先生の一言
トレパンを始めた直接のきっかけは、保育園の保護者面談でした。
園でのトイトレが気になっていたので、面談で聞いてみたんです。すると先生の答えは「園ではあまり進んでいないですね」という正直なもの。ただし1日に必ず3回はトイレに誘っていて、それ以上は増やさない方針とのことでした。回数を増やすと大人も子どもも疲れてしまい、何よりトイレ自体が嫌いになってしまうから、という理由です。
こちらからは、家での様子を伝えました。おしっこが出る前に足を開いてガニ股になること。「ちーちーいくの」と自分から言ってトイレに行けること。すると先生から「それなら、おうちでトイトレやっちゃいましょう」と背中を押されました。夏はトイトレが進みやすい季節、というのも後押しだったようです。調べてみると、汗をかく夏はおしっこの間隔が空きやすく、成功体験を積みやすいと言われています。薄着で自分で脱ぎ履きしやすいのも、よく挙げられる理由です。
その日のうちに娘とトレパンを選びに行き、当日からスタートしました。始める時期に迷っていた身としては、園での様子と家でのサインを先生と共有できたことが、一番の決め手になったと感じています。
トイトレを始めた頃の記録は、こちらの記事にまとめています。

我が家の運用ルールと正直なデメリット
現在の運用は、家の中だけトレパン、外出と保育園はオムツという使い分けです。
枚数のルールも決めています。トレパンにおしっこをしたら、その日はおしまい。園の先生の「疲れさせない」方針にならって、家でも負担をかけすぎないようにしました。本人がまだ履きたいと言うときだけもう1枚出すので、使っても1日最大2枚です。この運用なら、4枚あれば洗い替えは十分に回ります。
うまくいかない場面も、もちろんあります。帰宅後はEテレの時間と重なるため、テレビに夢中になっているとトイレどころではありません。おしっこが出て、パンツが気持ち悪くなってから教えてくれることが多いです。
洗濯については、普段の洋服と同じように洗うだけなので管理は楽でした。ただし4層で厚みがあるぶん、乾きにくさは感じます。梅雨や冬に始める場合は、枚数に余裕を持たせたほうがよさそうです。
進んでいない部分も正直に書いておきます。うんちはまだまだトイレでできる気配がありません。床がびちょびちょになる大失敗も、今のところ経験していませんが、そのうち来るだろうと覚悟しています。それくらいの気楽さで構えたほうが、親も続けやすいと感じています。
まとめ|「意味ない」かどうかは選び方で決まる
トレーニングパンツが意味ないかどうかは、商品タイプと子どもの感覚の組み合わせで決まるというのが我が家の答えです。
吸収力の高い紙タイプは、娘には不快感が伝わりませんでした。重ね履きは肌への負担が心配でやめました。一方で布の4層タイプは、濡れた気持ち悪さがきちんと伝わり、事後報告から自己申告へと段階が進んでいます。
これから始める方は、濡れた感覚が伝わるタイプを子ども本人に選ばせてみてください。そのうえで保育園と方針をそろえておくと、後悔しにくいと思います。
あわせて読みたい






コメント