「トイトレを始めたのに、全然進まない…」
うちもそうでした。トイレトレーニングを始めてから、初めてトイレでおしっこが成功するまで、約2か月半かかっています。その後も一進一退で、保育園の面談では「園ではあまり進んでいない」と言われました。
それでも我が家は、この期間を停滞だと思ったことが一度もありません。小児看護師の妻に至っては「停滞期と思ったことがない」と言い切っています。この記事では、2歳の娘のトイトレが外から見れば進んでいなかった数か月間の記録を紹介します。我が家が何をして、何をしなかったのかをそのまま書きました。焦らずに済んだ理由と、成功回数以外で見えた成長のサインもまとめました。
トイトレを始めてから初成功までの2か月半
我が家がトイトレを始めたきっかけは、娘がトイレに興味を持ち始めたことでした。「やってみる?」くらいの軽さで始めています。何歳何ヶ月で始めたか、正直あまり覚えていません。季節も考えていませんでした。
始めてすぐに成功したわけではありません。初めてトイレでおしっこができたのは6月4日で、開始から2か月以上経ってからでした。その間は、座れた日もあれば、行きたがらない日もある、という状態です。
初成功の日は、夫婦そろって褒めちぎりました。ただ、そこから毎日成功するようになったかというと、そうではありません。行きたいと言った日は行く、言わない日は行かない。そんな進み方が、そのあとも続いています。
「トイトレが進まない」と検索する方の多くは、たぶんこの時期にいるのだと思います。始めたのに変化が見えない、周りの子は外れ始めている。我が家も同じ場所を通りましたが、そこで方針を変えることはしませんでした。
「進まない」と感じる原因は親が決めた進度かもしれない
我が家が焦らずに済んだ理由は、シンプルに親の側が進度を決めていなかったからだと思っています。振り返ると、一般的なトイトレ手法のうち、やらなかったことがいくつもあります。
まず、時間を決めて誘うことをしていません。1時間おきに座らせる、朝起きたら必ず連れて行く、といった運用は取らず、娘が行きたいと言ったときに連れて行くだけでした。誘って断られたら、その時点で終わりです。
次に、トイトレ用の絵本やアプリも一切使っていません。ごほうびシールのような仕組みも作っていません。使ったのは補助便座と踏み台だけです。おまるにしなかったのは、本人がどちらでもできるように、気分で選んでもらえるほうがいいと考えたからでした。
外出時にパンツで挑戦することもしていません。外ではおむつのままです。夜も夜用おむつを使っています。無理にパンツにする必要はないと考えていました。
やらなかったことが多いぶん、達成できていない項目も増えません。目標を細かく設定するほど「できていない」が可視化されます。そこを持たなかったことが、結果的に焦りを遠ざけたのだと思います。トイトレの時期はイヤイヤ期と重なることも多く、親の余裕がない時期でもあります。

4か月続けた声かけと興味づけ
やらなかったことが多い一方で、ずっと続けていたこともあります。ひとつは、親がトイレに行くところに一緒に来てもらうことです。トイレは怖い場所ではないと知ってもらうのが目的でした。
もうひとつは、声かけの言葉を夫婦で統一したことです。我が家は「トイレいく?」「ちーちーでる?」に固定しました。パパが「ちーちー」でママが「おしっこ」だと、子どもが混乱すると考えたからです。地味ですが、これは早めに決めておいてよかったと感じています。
褒め方も段階を分けていました。最初は出なくても座れたことを褒める。座るのに慣れてきたら、出たときに褒める。失敗しても叱らない。行きたくないと言われたら、そこで終わりにする。無理やり続けても、トイトレが完結するとは思っていませんでした。
この4か月、やっていたのは本当にこれだけです。特別な工夫はしていません。それでも続けられたのは、成功回数を成果として数えていなかったからだと思います。
保育園の面談で「進んでいない」と言われた日
転機になったのは、保育園の面談でした。園での様子として「あまり進んでいない」と伝えられたんです。家では本人のペースでやっていたので、外部からの評価としてそれを聞いたのは初めてでした。
ここで焦って一気に進めようとはしませんでした。ただ、園と家庭で足並みが揃っていないのはもったいないと感じ、トレーニングパンツを導入する判断をしています。園で使われている布パンツに合わせる形です。
このとき選んだトレーニングパンツの種類と、「意味ない」と言われる理由については、別の記事に詳しくまとめました。

保育園で使うものは、家庭の方針だけで決められない部分もあります。園生活で必要になるグッズは、こちらでまとめています。

成功回数以外に見えていた成長のサイン
外から見れば進んでいなかった期間ですが、家では確実に変化が起きていました。一番大きいのは、我慢ができるようになったことです。
最近は、娘のほうから「ちーちーでる」と言ってくれるようになりました。そこで親が「ここでしないでー」と伝えると、トイレやお風呂まで頑張って耐えてくれます。以前は言うのと同時に出てしまっていたので、これは大きな変化でした。
尿意を自分で感じ取って言葉にできること、そして少しの間ためておけること。この2つは、トイレでの成功回数よりも確実な成長だと感じています。逆に言えば、成功回数だけを見ていると、この変化には気づけません。
我が家が停滞と感じなかったのは、たぶん見ている指標が違ったからです。おむつが外れたかどうかではなく、昨日より少しできることが増えたかどうか。そこを見ていれば、進んでいない期間というのはほとんどありませんでした。
我が家の現在地|できていないことも正直に書きます
いいことばかり書いても参考にならないので、できていないことも並べておきます。
うんちのトイレトレーニングは、まだ気配もありません。おしっこができるようになってから挑戦しようと考えています。外出時は今もおむつです。夜も夜用おむつのままで、夜間に外れるのはもっと先だと思っています。
つまり、始めてから数か月経った今も、おむつは外れていません。それでも我が家は焦っていません。周りの子が外れていても、その子にはその子のペースがあります。
同じように、育児のほかの場面でもうまくいかないことは山ほどあります。パパ目線で困ったことは、こちらに正直に書きました。

まとめ|進んでいないのではなく、その子の速度で進んでいる
トイトレが進まないと感じるとき、原因が子ども側にあるとは限りません。我が家の場合、進度を決めていなかったので、進んでいないと感じる基準そのものがありませんでした。
やったのは、親のトイレに一緒に来てもらうこと、声かけの言葉を統一すること、行きたいときだけ連れて行くこと、褒めること。この4つだけです。時間を決めた誘導も、絵本もアプリもごほうびも使っていません。
保育園に「進んでいない」と言われた期間も、家では我慢ができるようになるという変化が起きていました。成功回数以外の指標を持っておくと、焦らずに済むと思います。
今まさにトイトレで悩んでいる方に伝えたいことがあります。進んでいないのではなく、その子の速度で進んでいるのかもしれません。我が家もまだ途中なので、また変化があれば追記していきます。
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