夏祭りの屋台を前にして、「これ、1歳の子に食べさせていいのかな」と迷ったことはありませんか。
我が家も去年、1歳10ヶ月の娘を連れて地元の夏祭りに行きました。屋台がずらりと並ぶ中で、何をあげて何をやめるか、その場で一つひとつ判断することになりました。判断の基準にしたのは、小児科の看護師である妻の意見です。
この記事では、実際に娘に何を食べさせて、何を避けたのかを早見表にまとめました。かき氷やわたあめのような定番の甘いものをどうしたか、串ものや炭酸はなぜやめたのか。看護師の妻に確認した理由つきで書いています。ついでに、ベビーカーで行って大失敗した話も正直に書くので、移動手段で迷っている方の参考にもなるはずです。
まずは、何も考えずベビーカーで行った話
本題の食べ物の前に、移動手段の失敗を先に書かせてください。ここで一度つまずいたからです。
行ったのは去年の9月、地元の小さなお祭りでした。「お祭りやってるから行ってみるか」というノリで、娘をベビーカーに乗せて家を出ました。夕方の散歩がてら、夕飯の調達も兼ねて顔を出すくらいの軽い気持ちです。
ところが会場に着いてすぐ後悔しました。人が多すぎたんです。屋台が並ぶ通りは人でぎゅうぎゅうで、その中でベビーカーを押すのは邪魔でしかありません。前に進めないし、屋台にも近づけない。このとき抱っこ紐を持ってこなかったことを心から後悔しました。
夏祭りの人混みは、普段のお出かけとは別物です。次に行くときは、絶対に抱っこ紐にします。両手が空くし、人混みでも体の幅だけで動けて、子どもとの距離も近いので安心でした。ベビーカーは置いていくのが正解です。

暑さ対策には、その日はネッククーラーをつけて行きました。9月の夕方でもまだ暑かったので、これは持って行ってよかったものです。

屋台で食べさせたもの・避けたもの【早見表】
ここからが本題です。我が家が実際にどう判断したかを、先に表でまとめます。
| 屋台メニュー | 我が家 | 理由 |
|---|---|---|
| 肉巻きおにぎり | 〇 | 食べ慣れていて、おいしそうに食べた |
| ソーセージ | 〇 | 火が通っていて、娘も完食 |
| フライドポテト | 〇 | あげたが、娘はあまり食べなかった |
| 子ども向けジュース(りんごなど) | 〇 | カフェインなし・薄めなら問題なし |
| かき氷・わたあめ・りんご飴・チョコバナナ | △ | 砂糖が多い。絶対ダメではないが、虫歯予防で我が家はやめた |
| 炭酸・コーラなど | × | 炭酸は刺激が強い・カフェインは3歳ごろが目安 |
| 串の焼き肉・かたまり肉 | × | かたまり肉は喉に詰まる・厚い肉は食中毒リスク |
〇=我が家はあげた/△=我が家はやめた(絶対NGではない)/×=避けたほうが安心
※あくまで我が家の判断です。月齢や子どもの様子で変わるので、参考程度にしてください。
実際にあげて娘の反応がよかったのは、肉巻きおにぎりとソーセージでした。おにぎりは普段から食べ慣れているからか、おいしそうにぱくぱく食べていました。ソーセージも火が通っていて食べやすかったようで、こちらも完食です。
意外だったのがフライドポテトで、これはあまり口に合わなかったみたいです。せっかく買ったのにほとんど食べませんでした。子どもの好みは行ってみないとわからないものだなと思いました。
避けたものと、その理由
ここからが、看護師の妻の判断が効いてくる部分です。避けたものには、それぞれ理由があります。
串もの・かたまりの肉は喉に詰まる
串に刺さった焼き肉やかたまりの肉は、我が家ではやめました。理由は2つあります。
ひとつは喉に詰まらせるリスクです。かたまりの肉や弾力のあるものは、1歳の子だと噛み切れずに丸のみしてしまうことがあります。串ものは見た目に楽しいですが、小さい子には喉詰まりの危険があるので避けました。
もうひとつは食中毒のリスクです。屋台の食べ物は、調理環境や保管状態が家庭ほど安定していないこともあります。中までしっかり火が通っているか分かりにくい厚い肉は、念のため避けました。逆に、ソーセージのように火の通りが見てわかる薄いものは選んでも安心、という基準です。
甘いものは「絶対ダメ」ではないけれど
かき氷、わたあめ、りんご飴、チョコバナナ。夏祭りの定番ですが、我が家はどれもあげませんでした。
理由は砂糖の多さです。これらは糖分がかなり多く、虫歯のリスクが気になります。妻いわく、絶対に食べさせてはいけないものではないけれど、わざわざ祭りの場でまとめてあげる必要はない、という判断でした。少量を時々なら問題ないので、ここは各家庭の方針しだいだと思います。我が家は虫歯予防を優先してやめておきました。
炭酸とカフェインは見送った
ジュースは、子どもでも飲めるりんごジュースのような薄いものをあげました。一方で、炭酸飲料やコーラのようなものはやめています。
炭酸は刺激が強いですし、コーラなどにはカフェインが含まれます。妻によると、カフェインは消化機能の関係で3歳ごろが一つの目安だそうです。1歳の子にはまだ早いと判断して、見送りました。飲み物は、カフェインの入っていない薄めのものを選べば安心です。
妻いわく、屋台のものを子どもにあげるときの基準はシンプルです。「火が通っているか」「喉に詰まる大きさ・固さではないか」、このふたつを見れば大きく外さないとのことでした。甘いものとカフェインを別枠で気にしておけば、迷う場面はぐっと減ります。
なお、屋台には手を洗う場所がありません。我が家は手口拭きを常備しているので、食べる前にそれで手を拭いてもらっていました。これは持っていくと地味に助かります。
1歳児と夏祭り、どう動くといいか
最後に、我が家の経験から判断の軸をまとめます。
食べ物は、火が通った薄いもの・小さいものを選ぶのが基本です。肉巻きおにぎりやソーセージは食いつきもよく、安心してあげられました。串ものやかたまり肉は喉詰まりと食中毒で避け、甘いものとカフェインは月齢を考えて見送る。この方針で、初めての夏祭りでも大きく困ることはありませんでした。
屋台のものは、夕飯がわりのつまみ食いくらいの量がちょうどよかったです。我が家は夕飯の調達を兼ねて行ったので、屋台で少し食べて、それで夕飯がわりにしました。たくさん食べさせるより、少しずつ味見する感覚のほうが、1歳の子には合っていたと思います。
移動手段は、ベビーカーではなく抱っこ紐です。人混みの中ではベビーカーは邪魔になり、押すのも大変でした。抱っこ紐なら両手が空いて身軽に動けるので、人混みでも子どもを守りやすいです。我が家の一番の失敗はここを甘く見たことなので、ぜひ反面教師にしてください。
何歳から行ってもいいと思います。娘は1歳10ヶ月で行きましたが、太鼓の音も平気で、特に怖がる様子はありませんでした。音を怖がるかどうかは個人差が大きいので、行ってみないとわからない部分です。滞在も無理に長居せず、30分から1時間ほどでさっと切り上げるくらいが、子どもにも親にもちょうどよかったです。
ちなみに2歳半になった娘とは、球場での野球観戦にも挑戦しました。こちらも試合をほぼ見ずに切り上げた正直な記録です。

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